生存報告所

日記だよ!

7/18 プロジェクトヘイルメアリー(上)

7/18(木) 睡眠時間5時間15分 6,243歩

 寝る前にちょっと5分だけ読むかと開いた”ヘイル・メアリー”。アンディ・ウィアー著の作品がまぁ5分で止まれるはずもなく、夜更かししてそのまま2時間以上読み込んでしまった。見えてたオチでしょ!!

やったこと

仕事

 眠い目を今日もこすりつつ、元気に出社。ゆっくりと睡眠時間を確保するために休みを取ったのはずなのだが、奪われっぱなしだった。

 

 業務は輪読会をしたり、調査をしたり、趣味のナレッジをしたり…と物書き&整理が多め。木曜日はMTGが多いため、合間をぬって何かを進めようと思ったら必然的にこういう小さいタスクを少しずつ消化することになっちゃうんだよな…。

 

 輪読会は抽象的で少々難解だったアーキテクチャ選定基準の話が終わり、具体的にどんなアーキテクチャの種類があるか…という第二部に入る。まず最初として今日出てきたのは、技術で分ける『レイヤードアーキテクチャ』。営業部、企画部、開発部…というようにコードを分ける一番見慣れたアーキテクチャ

 シンプルな構成で有名なため、どういう特徴があり、現場で使われるのかまでは私も知っているが、節の最後にこのアーキテクチャの特徴を5段階のステータスで評価したグラフが出てくる。

 言葉は十分尽くされて説明されているが、グラフで一覧化してもらえるとやっぱりわかりやすい。この本のキーワードの一つは『トレードオフ』に違いないのだが、こうやってグラフで見ると、どのアーキテクチャも一長一短あるなぁ…と理解しやすて良い。

「今日はこのグラフだけ覚えて帰ってください!」なんて言いながら説明していた。

 

 今日が輪読会の担当者だったため私が話す側だったのだが、自分で聞いていても何故か説明が分かりにくいなぁと不思議に思いつつ最後まで発表を続けていた。

後からパラパラと見直すと、自分の中で説明したい流れと、本の中で説明したいスライドの不一致により、スライドに無い内容の言葉がポンポン出てくるだろうからなぁ…というのが自分の中の仮説。次こそは、筆者の代理として、原作準拠の説明をしたいと思います…。

 

プロジェクトヘイルメアリー

 帰宅して、昨晩から読み始めた『プロジェクトヘイルメアリー』を早速広げる。面白いところで止まっているから私に早く読ませるんだ!! と言わんばかりに、鞄から勢い良く取りだした。

 

ここからネタバレ-感想あり。

 

 作者は『火星の人』を書いたアンディ・ウィアー先生。
宇宙空間に1人、宇宙服を着ているようなイラストを見た時点からもうワクワクが止まらない。この人はまた主人公に難関を与えるのか…と、少し主人公を気の毒に思った。

 

 前半は長時間のスリープによって記憶の混濁が激しいグレース博士が、少しずつ現状を認識していくフェイズ。

不可思議な状況の宇宙船内と、少しずつ思い出していく地球の時の記憶は、『火星の人』のような2地点の同時進行で懐かしさすら感じる。1人の状況でへこたれないようにユーモアを効かせながら進めていくところまでそっくり。そうだよ、こんな本が読みたかったんだよ!

 

 そしてようやく、目指していた星系にたどり着いてグレースが解析を始めたとき、別の異星人の船を発見する。極限状況サバイバルだと思っていたら、まさかのボーイミーツエイリアンである。

グレース「うっそだろう!」

私「フォウ! 来ました来ました~~! やっぱり予想を超えてくる~~!!」

 

前半は都合よく動かないコンピュータや、強情な地球人と理解を深める時間だったが、後半は言葉すら通じない異星人とのコミュニケーションがスタート。

 

 「ガニメデの優しい巨人」はSFの中でも好きだった記憶があるのだが、あのときは人類茶飲み友達”ゾラック”がいることで会話が成り立ってしまった。

あのAIを見て、人類にもいつかこんな友が出来るんだろうか…とも思ったのも今や昔。
今回はそんな都合の良い友人も存在せず、主人公が道具と知恵を活かして推理し、試して、少しずつコミュニケーションを成り立たせる。

最後に頼りになるのはやっぱり身につけた知識だよなぁとしみじみ。

 

時間、質量、長さ…果てに言語を理解し始めて、科学知識の共有まで果たす2人(?)
終わり方的にとうとう邂逅を果たしそうな気もするのだが…ここで終わり。

私「うっそだろう!」

 

 SFは文が理解出来ないことがたまにあるのだが、この作品は流石の読みやすさ。
常に変化する状況に翻弄される主人公の気持ちを私も存分に追体験することが出来るから、小説の醍醐味が詰め込まれている…気がする
物理学については1フィートも分からないが、主人公のシナプスが繋がるだけで99%楽しめる。

 SFを読むときの楽しみの一つは、人間の知識とは違う法則に出会ってどのように考えて理解して対処するか…を追体験できる点にあると思う。その相手が異星人の場合は猶更面白いのであり…。
どういう歴史があってそんな体になったのかという過程が読めるだけで、知識ステーキを食べているような気分。そういう意味でも星を継ぐもの~ガニメデへと続く2つの作品は最高だから、人に読ませて後ろで笑顔になりたい。

 

 共通の敵によって故郷の星が危機に瀕しているという極限状況を解決しなければいけない2人。銀河を超えて~遥かな星へ~運命背負い~今飛び立つ~!  手を取り合ってどういう結末へと向かうのか大変楽しみ。しっかりと面白いSFだった。

「古典だけでなくて最新の娯楽を読んでみるのも良いですよ」と言われてお勧めされただけある。後半もさっさと読み始めたかったが、明日はまだ金曜日という最後の理性のブレーキが動いてくれたためこれで終わり。週末こそは…読む…!

 

ごはん

 朝食:菓子パン

 昼食:(外食)武蔵野うどん

 夕食:味付き牛丼(小)