1/13(月) 睡眠時間8時間45分 2,391歩
やったこと
90億の神の御名

知り合いの方が話題に出していらしゃって気になったSF本。アーサー・C・クラーク先生ベスト短編集の2作目である。
全体を通して読んでみて、やはりクラーク先生と、訳者の方の語彙力と表現力の高さに舌を巻くことが多い。ただ事実を描写するのではなく、いかに詩的っぽく伝わりやすく例えるかは筆者の技量が問われるところだと思うが、クラーク先生はどの話でもそれがお上手なのである。例えば以下、
生と死という果てしなく回りつづける車輪が、その回転力を失わないようにしているのだ。 『海底牧場』P226 l7
生と死…ときたら私は「連鎖」や「輪廻」という使い古された言葉を選びたくなるが、回転し続けるイメージから「車輪」を持ってくるところに「なるほどな~」と思わず手を打った。しかも回り続けるだけではなく、”回転力を失わないようにしている”だよ! 連鎖や輪廻でこの言い回しは出来ない。
これが小説家が紡ぐ世界ですか…。
”ベスト”と銘打たれたシリーズだけあって、選ばれたどの作品もSFらしさが光っている。そのなかでも、宇宙版カナリアと言える『天の向こう側』の中の「羽のある友」と、月探索を行うチームを最初から最後まで描く『月に賭ける』が好きかな。
夜に天体望遠鏡で宙を見上げて感じ入るような、余韻が残る話もいいのだが、ちょっとしたオチが付く話の方が特に好きになってしまう。
スキャンと裁断と保存
3連休最終日は仕事を少しでも進めよう! と金曜日から決意していたのだが、机の横に未だ積み重なるスキャン待ちの漫画を見ると、その気持ちも潰れてペシャンコになってしまった。仕事をする前には、まず仕事場の整理が必要だよね。
積まれていた『進撃の巨人』をスキャナーに読み込ませつつ、『ナナマルサンバツ』をカッターで1冊ずつ切って、糊が付いた1冊の作品から1枚ずつの紙へと戻していく。
他にもこまごまとあった本も切り、全てのスキャンとHDD2台への保存が完了する頃には日も暮れてしまっていた。この3連休はスキャンと読書しかしてないじゃん…。
3日間でスキャンしたのは、合計180冊。
漫画欲は十分に満たされたため、次は本を読み進めてスキャン時期が少しでも先になるようにしたいなぁ。
Goプリ
36話:心が波立つみなみ様回。
みなみときららは最初から自分のなりたい夢を定めていた2人であり、きっかけは両親の仕事という点まで同じである。
しかし、自分が好きでやりたいから夢としているきららとは対照的に、みなみは「人の役に立つことがしたい」の延長線上で「海藤グループに入って家族を助ける」ことが夢になっていた。自分の欲望というよりも、責任あるものとしての立場から選んだ夢なのである。
今回、北風博士と出会って時間を過ごすことで、、自分の心に対して正直になる生き方があるということをみなみは知る。自分の道は一つだけと思っていた静謐の心が波立つ。まだ波紋ではあるが、そのさざ波はいつも冷静なみなみの顔を物憂げにさせるのに十分だったらしい。
シリーズ恒例の、夢を見つめ直す40話以降が楽しみだなぁ。
それはそうと、はるかさんの泣き落としの顔は威力が高い。

この天然人たらし!! そんな顔されたら「いいよ」って言っちゃうよ!!

トワとも良いコンビになってきた。
37話:はるかが主役の演劇回。
最初の不器用なだけだった夢見る女の子とは違い、今のはるかさんはシャムールの特訓によってプリンセスらしい気品を…! 身に着けていると思ってたが、演劇の練習はしてませんでしたね。相変わらずの不器用さを、根性と練習回数で乗り越えるはるかさんの姿はカッコいいポイント。主役の子をカナタ王子と思い込みながら練習してない?
負けても毎度ポジティブシンキングで帰っているストップさんとフリーズさんだが、今回は2人をゼツボーグに変えた上に、70秒時限爆弾という新しい武器を持たせて召喚する。画面の右下で常に減っていく表示は、私にもコナン映画を見ているかのような緊張が走っていた。
いつもは気にしてないが、制作する人は常に見えないストップウォッチに頭を悩ませながら戦闘シーンも作っているのだろうなぁ…とまた一つ余計な心配が増えた。
最後の演劇回では、トラブルがありつつもはるかが機転を利かせて乗り越える。可愛らしかった魔女の恰好を脱ぎつつ「やるじゃんはるはる」と言うきららは、弟子の成長を見守る師匠の顔をしていた。
そうだよなぁ、トラブル対処の大切さは3話前できららが教えたことだもんなぁ!
笑顔はいつも通り満点。はるかさん回でした。

はい、可愛い!
ごはん
朝食:菓子パン
昼食:豚肉オイスター炒め丼
夕食:豚肉オイスター炒め丼
買ってきた味付き肉を、家に残っていた玉ねぎ・葱を加えて炒め、あとは卵と粗挽きペッパーを載せて完成! 満足満足。