2/4(火) 睡眠時間7時間
起きた時にとりあえずiPadのアラームを止めて、プレイするソシャゲは今無いのにログインボーナスを取りに行きそうになる。禁煙中のフラッシュバックに似た現象だとは思うが、恐ろしい魔力だ…。
禁煙と同じく、毎日ログボ欲に耐える決断するのも大変なので、自分用ログインボーナスが何か欲しいところ。たぶん、1日のリソースが回復して何でもできるような解放感が癖になっているのだと思うが…。
やったこと
仕事
いつもなら出社する日だが、今日は後に控えた会議のためにリモートで勤務開始。出社時とは違い、自分が止まらぬ限り何も遮られることのない空間。実装をチェックしてそれを仕様に落とし込む仕事のため集中できるのは嬉しいのだが、黙々と進めて時間が過ぎる。
出社時は、すれ違った人と雑談をしたり、離れたテーブルから聞こえてくる雑談に耳をそばだつつ仕事をしている物だから、何も無いのはちょっと寂しい。「リモートの時はずっとテレビをつけているか、Vtuberの雑談配信をただ流しておく」と話す人の気持ちもわかる。
午後はレビューの会議に参加したり、面接前学生とのカジュアル面談に参加したり。
就活現役だったのは既に4年前。記憶が怪しいため、毎回記憶が捏造されながら話しているように感じる…。日記を読み直したら新鮮な感想を思い出せるのかもしれないが、黒歴史ボックスを開けるダメージが大きすぎるなぁ。
「給料休暇残業まで大体なんでも喋って良いけど、嘘だけはつかないように」と唯一のルールを人事の方に言われた記憶があるため、あることあることを話していた。最近の未経験就活は大変らしいから、頑張ってほしい。
睡眠
仕事が終わって18時。夜ご飯をつまんで一息ついたところで強烈な眠気に襲われる。30分でも寝たら解消されるだろうとアラームをセットし、熟睡しすぎないように椅子で寝る。ちゃんと30分後にアラームの音で目を開け、布団を引いて横になった。自分でピラミッド立てて寝ちゃうファラオである。
はっと起きたら23時。気持ちよく5時間弱の睡眠である。一眠りとは?
もう一度寝ようとして30分費やしたが、妄想が捗るばかりで当然の如く眠気は来ない。「眠れない長い夜はベッドから這い出して、朝を迎えちまえばいいさ」なんて聞いた気がするから、ちょっと起きるとするか。楽しいAfterシンデレラタイム。
魔法が解けるので、電子機器は一切見ないこと*1。
サピエンス全史
昨年から少しずつ読み進めているサピエンス全史。最近読んでいるのは帝国と産業革命の話。
どの章も、めくるたびに感心することが多いのだが、特に面白かったのは資本主義のマジックと、産業革命の話。
「インド見つけた!」とコロンブスがはしゃいでいた1,400年代。それからの航海時代によってスペインは力をつけて16世紀にはヨーロッパ一の強国になっていた。そして80年もしないうちに借金にあえぎ、支配していたオランダに独立されるほど弱っていた。
小さいし天然資源は無いしで苦労していたオランダが独立出来た理由には、”信用”の使い方にあった。借りた場合は期限内の全額返済を守り、資金援助は株式を売って行うようにし、私有財産の権利はちゃんと保護した。金を貸しても踏み倒される恐れのあったスペイン政府と違い、オランダの株式会社の株はちゃんとリターンがあって守られたため、投資家のマネーが流れ込んだ。これによってオランダは傭兵部隊や、大砲を備えた艦隊を用意することが出来た。資本主義マジックがお上手。
そのオランダも17世紀に無理なアメリカ進出や資金の使い過ぎで衰退する。次の覇者になろうとしたのがイギリスとフランス。どちらも株式会社の力を用いたのだが、フランスでは”ミシシッピバブル”といわれる国と中央銀行をも踊った金融破綻によって信用を失う*2。
借金にあえぎ、借りにくく金利が高いフランスに対して、イギリスは簡単・低金利で借りられる仕組みになっていた。そりゃどの資本家もイギリスを選ぶよね。遠洋へ出てインドを支配下におき、さらに発展するのでした。
ただの年表に書かれた一出来事ではなく、池へ投げた石が波紋を作るように歴史が綿々と連なっていることがよく分かる。世界史って面白いな…?
もう一つ印象に残ったのが産業革命の話。用兵思想入門の話*3では、産業革命が農業革命を引き起こしたことによる動員数の変化があった。今回は別の変化。
産業革命によって工場が出来る
⇒以前のように1人の人が全ての工程を担当するのではなく、それぞれ別の人が専門の工程を担当する分業制に変わる
⇒つまり、どこかの工程が遅れたら全体に影響するようになる
⇒同じ時間に人間を集めた方が効率的
⇒時間を整備しよう! ということで時計の概念が出来る。
⇒より効率的に資源と人を運ぶために営利鉄道路線が開業(1830年)
⇒時刻表を公表(1840年)
⇒地域ごとに時計の針が違うのはとてもやりにくいので、グリニッジ天文台の時間を基準にしましょう…とイギリスの鉄道会社達が合意(1847年)
⇒イギリス政府が、同国の全ての時刻をグリニッジの時刻に準ずるという法律を制定(1880年)
仕事上で「グリニッジ標準時から何時間差があるっけ…」と考えることがあるのだが、このように考える原因が産業革命に端を発するとは全く考えたことも無かった。世界史ってこんなに面白かったのか…!
産業革命が影響を及ぼした範囲は農業革命と時刻の設定だけではなく、エネルギー変換の発展・都市化・小作農の消滅・庶民の地位向上…等々他にも多数あるらしい。このテーマだけで本が何冊書かれたのだろうか…。
1時間読んだが、情報量に耐え切れず、いったん休憩。
ゴミ捨て
スマホを見ずに読書を進めていたが、まだ眠気は来ない。このままだと寝る時間は遅くなり、明日の朝は片手はアラームを止めたまま、もう片手で枕をギリギリまで握りしめて、布団を永住の地としてしまいそう。この時間なら朝に起きて捨てるのと変わらないだろうと、ゴミ捨てに出かけることにした。
たまりに貯まった十文字がけの裁断済み漫画たち、段ボール、ペットボトルゴミを集めて出して帰ってくる。1時間弱かけて数往復して全て出し切り、ようやく人が快適に通れる隙間が玄関に出来る。今までセルフ天岩戸状態だった。
外は吐く息が白くなるほど寒かったが、胸いっぱい吸い込んでも肺は冷たくならない。「冷たい空気が肺を満たす」という小説で見たことのある描写は、ただの心情表現だったか~と1つ納得しながら道を歩いていた。
夜食を求めた帰りのローソンでは、増量キャンペーンの商品は売り切れ。確か月曜日スタートだったはずだよね? 思ったよりも食いしん坊が多い街だったらしい。
こんな時間だし…と足音静かに歩くようにしたのだが、右も左のマンションもカーテンの隙間から白や橙の明かりが漏れている。電気とはすばらしい文明の利器だが、早く寝なさいな、現代人。
ドM提督
帰りにポストを除くと、まんだらけで注文していた同人誌が届いている。中に入っているのは、「意識の高いドM提督」シリーズ4冊。今は亡きニコニコアプリのブラウザゲームにハマり毎日ログインしてチャットに興じていた高校時代、当然ながらニコニコ動画も静画も見ており、このシリーズの連載も非常に楽しみにしていた。「リケ恋」の連載が始まって忙しくなってしまったようで、更新もされないようになり、私もいつしか忘れてしまった。
リケ恋最新話を見た時に「更新楽しみにしています」というコメントからふと思い出し、勢いで買っていた。

9割の話は、供給求めてPixivもニコニコ静画も漁っていた時代に読んだもの。それでも、描き慣れてキャラが可愛くなっていく過程を見ながらまた読み直すのは、懐かしく楽しい。そして、この人の描く叢雲改二はやっぱり可愛いな。
唯一全く記憶になかったのは、「日常3」の最後に載っている扶桑と叢雲の追憶話。このシリーズでは特に愛されていた”嫁艦”の2人であり、扶桑の「提督のこと好き?」という叢雲への問いかけから話は始まる。(総集編はあるけど)シリーズの締めにはふさわしい描き下ろしエピソード。発行から10年弱経って、ようやく私の中でドM提督の話が終わった。また一つ、青春の心残りが弾けた。後世に残していいのかは分からないカッコイイドMを、私のお気に入り電子本棚へ仲間入りしてもらおう。
さて、満足感からかようやく眠くなってきた。新聞配達へ出ていくバイク音が聞こえてくる。朝日を見る前に寝るとしよう。
ごはん
朝食:菓子パン
昼食:お好み焼き(キャベツ・チーズ)
夕食:お好み焼き
冷蔵庫に残る食材から久しぶりにお好み焼きを作成。米と同じ感覚で小麦粉を2合分計って入れてしまったため、慌てて卵2つと水分を倍にして入れた。そして出来たのは3人前。なんか多いような気もしたが、美味しく食べた。
読書と漫画で満足し、結局夜食は食べず。えらい。