3/30(日) 睡眠時間6時間45分
20時間活動し、これで寝られる…と思いつつ布団で開いた本は『スエズ運河を消せ』。睡眠導入剤にしようと思ったが、覚醒するほど面白い。ちがう、そうじゃない!
50頁も読んでしまい、慌てて就寝。
やったこと
朝日の眩しさで目が覚める。この明るさは…午後の日差しではない!? 時計を見るとまだ8時前。いやっほい、今日は1日過ごせるぞ~! とワクワクしたまま布団で二度寝しかけた。
イノベーションのジレンマ
(副題:技術革新が巨大企業を滅ぼす時)
初版が2001年発行のもはや古典に位置する本。私の積読棚の古参として並んでいたのだが、生成AIという「技術革新」の真っただ中にいる中で、急に輝きを増したように見えたので手に取った。
この本が取り上げるのは、業界を代表するかのような優良企業が市場や技術の変化についていけずに失敗するケース。別に「実は優良企業では無かった」という話ではなく、「たまたま失敗しただけ」という話でもなく、なるべくして失敗した理由を様々な業界の例を使って解き明かしている。
最初に結論をまとめると、企業は以下の5つの原則によって技術革新に飲みこまれて失敗し、衰退する。

原則一は分かりやすい。企業の資源の中でも大事な資金は、投資家と顧客から発生する。そのため、企業は資源を投資家と顧客が満足するように使うべきなのであり、それは既存の製品の性能を高める持続的技術への投資に繋がる。一方で、技術革新を引き起こす破壊的技術は主要顧客が求める性能では無いことが多く、投資されにくい。
お小遣いをくれる母ちゃんの言うことは素直に聞くようなもの。
原則二は、大企業が毎年同じ成長率を維持しようとすると、小規模の市場では満足できないからという理由。10億円を稼ぐ企業が20%の成長率を目指すと2億円増収で済むが、1,000億円を稼ぐ企業が同じ成長率を目指すなら200億円も追加で稼がないといけない。
破壊的技術の始まりは市場の規模が小さいため、大企業が乗り込むに値しないというわけだ。
原則三は書いてある通り。優良企業は計画立てて、市場を分析し、適切な資源配分が出来るかもしれないが、そもそも破壊的技術の市場は最初に存在しない。
実績から確実に言えるのは、新しい市場がどの程度の規模になるかについて専門家の予測は必ず外れるということだけだ。p.17 L8
だから、予測を立てて破壊的技術の市場に乗り込んだとしても、外れて既存の製品の延長線上として開発してしまう。
原則四は「会社のプロセスを簡単に変えることは出来ない」という意味。パン屋の工房が次の日からピザは…作れるかもしれないけど、ガラケーを開発していた会社のプロセスや考え方(価値基準)をスマホの開発にそっくり当てはめることは出来なかったはず。
私が好きな『ノット・アクターズ』というアクタージュ二次創作小説にて「無能」とは
無能。
自分のやるべきことと、できることが噛み合っていない人を、そう言う。(40話*1)
と書かれている。
企業も、構築されたプロセスや価値基準が嚙み合っていないときは破壊的技術に適応できない”無能力”と言える。そして何より、人は変わってもプロセスや価値基準はなかなか変わらないのである。
原則五は、持続的技術の高性能が必ずしも破壊的技術の低性能に負けないとは限らないという話。例えば、いくら一眼レフカメラの性能が上がったとしても、スマホのカメラで満足な私には全く響かないように、持続的技術を伸ばしても市場の需要を超えすぎるとその技術はオーバーパワーとなる。逆に破壊的技術が低性能だったとしても、市場の需要を満たすレベルであったならば、顧客は持続的技術から乗り換えるのである。
以上の5つの原則によって、優良企業は技術革新に敗北して市場を去っていくことが示される。最初にこの原則を示されたときはなるほど? と半ば怪しいおじさんを見るような目で読み始めたのだが、10章の中で企業の失敗と苦闘の歴史を見ていくと、改めてこの原則の説得力に納得する。
というか、私は今ブログを書いているこの瞬間に、「あぁ、最初でこんな原則言われてたなぁ!」と美しい伏線回収の小説を読んだような気持ちになっている。
後半で筆者は、破壊的技術に直面した経営者に対して、4つのことを勧めている。
- 破壊的技術の開発を、そのような技術を必要とする顧客のいる組織に任せる
- 小さな勝利にも前向きになれるくらい、小規模な独立組織を作る
- 失敗に備える。初期投資は学習の機会と捉え、データと共に修正する
- 躍進を期待しない。破壊的技術の市場は現在の主流とは別の場所になる。
どれも今では「アジャイル開発」「スタートアップ」「データドリブン」のような言葉として浸透しているが、このことを20年以上前に指摘した筆者は、まさに破壊的技術のような天啓を世界に与えたに違いない。
非情に読みがいのある本だった。最初の2章くらいは業界説明が多いため少し退屈なのだが、後半になるにつれてピースが繋がって面白くなってくる。
社内で資源配分の調整に影響を与えるのはそもそも経営者ではなく、現場マネージャーという話や、製品の進化をどのように進めるべきか…という話なども面白かったため紹介したいが、この時点ですでに2千文字を過ぎており、尺を取りすぎているためカット!
100カノ集計後半
たまに寝落ちしつつ、午前中いっぱいは布団で幸せの読書タイム。午後の熱い日差しを顔面に浴びるようになり、「ちょっと横になりすぎたな…」と言って立ち上がる。
よし、まずはモンスター彼氏と、可愛い彼女がたくさん登場する漫画の集計だ!
「恋太郎」「羽々里」という言葉を辞書登録して、スプレッドシートを開く。

とりあえず、最新単行本21巻までに収録している185話までについて、話のタイプ・トラブルの原因などについて完全に主観で集計を行った。今日だけで80話の集計に2時間半かかっている。2日で6時間かけて私は何をやっていたんだ。
そして、集計した結果から、代表的な値を円グラフにまとめた。そして楠莉先輩はどれだけ騒動を起こしたのか。

この漫画は全てイチャイチャしている回なのは確かなのだが、その場合円グラフがいピンクのホールケーキに変わってしまうため、他の4要件に合致しない回を全て「イチャイチャ回」としている。
「トラブル」の線引きは微妙だが、予想もしてなかった問題で、オチに使われる程度であれば除外とした。「院田家の秘密」はシリアス回だよ、きっと。

楠莉先輩、騒動の原因の30%しか占めてないですよ、よかったですね!
ちなみにモブはすべて別人のため、名前別に分けると単独1位であった。
秘密道具で騒動を起こし、必要とあらばオトナモードに成長して解決する…ドラえもんとジャイアンのポタラ合体じゃん。もっと輝け楠莉先輩!!
は~、満足。
まぁこれで十分だろうと思いながらアニヲタWikiを覗くと、先輩の欄には観察日記のごとく、使われた薬の登場回が当然の如く全て記録されていた。
本気グループはこの現実にも存在しているらしい*2。
劇場版ガンダム00
いったん外に出て体を動かし、お菓子とジュースと調達。次は…映画の時間だ!!
フェルト、さらに可愛くなっていないか?
刹那、どんどん浮世離れしている…。
羨ましいぞアレルヤァ!!
謎の外宇宙生命体との接触、戦いを経ての対話、相互理解。戦いによって自分の主張を通すことばかりしてきた刹那が、最後に対話のためのガンダムを用意し、成し遂げてマリア様と理解し合うというのは、非常に00らしい終わり方だったように感じる。
もちろん、戦闘シーンでのスーパーロボットたちによる活躍もかっこいい。
作品全体を通して、ガンダムという超技術との接触、イノベイドによる支配と人類の進化、外宇宙への旅立ちという流れは、日本版『幼年期の終り』とも言えそうであり、SF好きな私としては好みの流れであった。
「一番面白いガンダムは?」と聞かれたら私も00と答えるかもしれない。メカと愛とSFと燃える浪漫。良い作品だった。
職務履歴書の記入
映画の余韻に浸りながらPixiv百科事典を眺めて、最後に残ったのがこの宿題。
私のスキルの棚卸しと、それをアピールするための文章に頭を悩ませることになった。
文章書くのは怖くないし、あっという間に終わるだろうと野んきに構えていたら大間違い。まず職務経歴書の項目に何を書くべきか迷み、4・5つくらい参考事例を集めてみる。「知らない分野は初心者向け本を3冊読むべき」と聞いた事があるから集めてみたが、ネットの情報はいくら集めても答えが出ない。
この情報はいるのか? でも私が面接担当ならいらない情報だしな…と悩んで思考は迷宮入り。
「ゴ~イング マイ ウェイ で行くデース!」と聞こえた気がするため、
とりあえず
- 職務要約
- 職務経歴
- 参加プロジェクト1
- 参加プロジェクト2
- 資格
- 自己PR(2つほど)
として書き始めた。
次に悩むのは書くフォーマット。Markdownがいいけど、じゃあプロジェクト詳細はどう書く? いっそdocx? と悩んで迷宮入り。
Markdownを選択したが、PDF化する際にフォーマットが崩れたため、結局マイクロソフトパワーに頼った。
苦闘5時間以上。なんとか2ページの職務経歴書は完成。
終わってみれば、思わず「これだけ?」と言いたくなるくらいシンプルな書類が出力されてしまった。
1年後の私よ、職務経歴書は毎年アップデートしましょう。
いきなり一気に作るもんじゃないぞ。
ごはん
朝食:鳥塩味鍋
昼食:鳥塩味鍋
夕食:マグロ海鮮丼
*1:ノット・アクターズ - 親の死から逃げた天才の少女、親の愛で役者になった非才の少女、親に――― - ハーメルン
*2:この集計に取り組む前に見なくて良かったと胸をなでおろしたのは秘密である。何かに取り組むときは、下手にSNSで上位互換の姿を見ない方が幸せな時もある。