10/11(土) 睡眠時間6時間半
ポケモンGoが来年で10周年って本当ですか…?
やったこと
昼起き。曇り空で寒いからと、布団に籠ってとりあえず漫画。
今朝も揺られてます3巻
待ってました、増田英二先生の第3巻目。朝ではなく、夜の電車でも出会った2人が、誕生日プレゼントを交換し、名前は呼ばずとも口頭での交流を深めていくことになる。もう付き合っちまえよぉ!
2人が話せるようになるまではほぼ既定路線、さながら映画の序章パートのようだったのか、その壁を乗り越えたこの巻では、話の展開が自由な方向へと広がっている。毎度「小学生だよ!」で締めるマセちゃんとオクテちゃんのエピソードはいつも好きなので、毎巻1話はあると嬉しいなぁ。
次に控えているイベントは名前呼びだとは思うが、それまでは先生が楽しくイベントを描くのを楽しめそうである。
新ジャポニズム産業史 後半
寝て遊んでばかりで何もできていない土曜だが、積読1冊は片付ける! と野望を抱いて読み切った。
1990年代は、バブルの絶頂と崩壊、「失われた10年」が混在した元気な心臓波形みたいな年。消費者が意気消沈し、経済の勢いも低迷する中で、ギャルとオタクが逞しく生きて消費に意欲を燃やすまでの流れが解説される。
外回りビジネスマン用に展開したのに、一時期はユーザーの1/4が10代女性だったという「ポケベル」。名刺に張るために考案されたが女子中高生必須アイテムになったという「プリクラ」。キティちゃんのアクセとたまごっちを引っ提げて、「自分と友達をどんなふうにつないでくれるのか*1」という視点で新しい道具たちの使い道を模索していく姿勢はまさに、無敵の女子高生。そりゃロボットにだって乗っちゃうわ*2。
そして消費を支え続けたのが”オタク”。1981年の新宿で「アニメ新世紀宣言」と銘打たれたイベントからガンダムの勢いは留まることがなく、今日では2世代が「Beyond The Time」を聞いて熱くなるぐらいに長寿コンテンツへと成長した。これが最初は打ち切りアニメだったというのだから、ヒットを作るというのは難しい。
当時、ある集団が”お宅”という二人称を使っていたから、”オタク”という集団を表す言葉が出来て*3、メディアにも認知され始めた1989年、事件が起きた。宮崎事件である。オタクが忌むべき影の存在となり、それから1995年にエヴァが放映されるまで冬の時代を過ごすことになる。
アメリカでも現在アニメは浸透しているが、その立役者になったのはエヴァでもガンダムでもなく、ポケモン。
ウルトラマンと怪獣という、1960年代のDNAを受け継いで1996年に生まれた作品は、時代遅れになりかけていたゲームボーイというハードを蘇らせ、アメリカにアニメを布教することにも繋がった。ポケモンシリーズの発売から3年で、当時のアメリカゲーム業界全体の売上に匹敵する50億ドルを稼いだというのだから、いかに大ヒットしたのかが分かる。
エヴァを通して世間の認知が変わったオタク達は、その後インターネットの発展と共に2ちゃんねる、海外では4chanとして新しい生息地を見つけていくことになる…。
感想
戦後のサブカル文化史を辿る本として、非常に面白かった!
「オタクってどういう人たち?」と聞かれたら、「この本を読め」とすっと差し出したい気分なくらい。
各自が自分の出来ることに全力で取り組んだ結果、それがさらに別のサブカル文化が萌芽する芽になったり、栄養素になったり…。時代という縦軸だけではなく、ジャンルの違う横軸が影響し合ったという解説も読みやすく、歴史が相互作用によって作られていたことを楽しく学べる本。
少子高齢化で先行きが細くなるばかり…と悲観的な見方になってしまう現代だけど、サブカルチャーの勢いはまだとどまらないかもしれない。バブル崩壊後から立ち直ったように、暗い世の中でも何か作り・ハマり・楽しんでいきたいところである。
デレステゲームセンター
昨晩のネットサーフィン中にデレステの存在が急に恋しくなり…5年以上ぶりに再インストールしてアカウントを復旧。知らない間に増えていた楽曲のMVを見たり、昔はフルコンしてた曲で遊んで指の衰えを自覚したり、集めたアイドルたちを眺めて思い出に浸ったり…。今はどうだかわからないが、スマホゲーム史において音ゲーが流行った時代は確実にあった気がするな。
音ゲー要素だけであれば、懐かしんでも1時間で終わったのだが、追加された要素を順番に見ていくうちに「ゲームセンター」という項目を見つける。これはきっとトバリシティのゲームコーナーだ。時間を吸われるぞというセンサーがビンビンと鳴っている…けど飛び込むしかないじゃない!

表示されたのは、メダルを抱えた少女たちが集まった部屋。「GAME」と書かれたアイコンには、アイドルをイメージしたそれぞれのミニゲームが遊べるようになっている。10種類もあるぞ、正気か?
簡単なものは、某マリオのごとく単純な横スクロールアクションから始まり、写真を撮るコーナー、料理配膳リアクションゲームまであって楽しめる。どれもなんだかんだ
数分遊んでしまったが、一番ハマったのは「Cinderella Versus」。


アイドル190人それぞれに能力がついており、ユニット相性を考慮しながらデッキを組み、相手とのアピール合戦をし合う簡単な対戦ゲーム。なのだが、全員に能力がついているのもあってデッキ構築を考えるのが少し楽しい。
キッズ系はコスト低め、大人系はパワー強め、このキャラにこの能力を当てたのねと、1枚1枚読みながらデッキを考えて、対戦してまたデッキの作り直し。カードゲームの一番楽しいところ~~~!
最初は自分の好きなキャラや、勝つたびに強くなる大将軍のようなカードで遊んでいたが、ハイスコアの3,000点満点を狙ううちに、デッキが先鋭化されて抜けていく。最終的には、コストの低いロリっ子たち+あんきらイグZEROの構成に帰結。リセット&ドローンを繰り返して、2ターン目の紗南、3ターン目のきらりん超パワーで勝ち。


ミニゲームでありながら、本体よりも長く遊んでしまった。
時代は音ゲーではない。カードゲームだ!!
ごはん
朝食:寝てた
昼食:ラムと酒蒸し野菜丼
夕食:ラムと酒蒸し野菜丼
スーパーでラム肉の切り落としが安く販売されていたので、興味本位で購入してみた。味付け方法が分からないため、とりあえず照り焼き風? で焼いて食べてみる。臭みは少なく、牛肉よりもあっさり系と言える…かなぁ。
悪くはないけど、ハマる味ではない。次に買ったときレシピを調べて味付けしよう。