生存報告所

日記だよ!

グラブルリリンクという令和の狩りゲーが面白かった話

ここ2週間ほど、日記も全て放置してひたすら『GRANBLUE FANTASY Relink』(略:リリンク)で遊んでいた。

 

1月末に『FFT』をクリアしたけど、次は何かアクションゲームがしたいなぁ…と思っていた折、『エンドレスラグナロク』なる大型アップデートが発売されるというニュースを見つけてしまう。

こりゃもうこのタイミングに乗るしかねぇ! というわけで、丁度価格改定されてお安くなったリリンクを購入してみた。

 

結論を書くと、止め時が見つからないほど面白い

アクションRPGと認識して買ったが、いざ遊んでみると「令和の傑作ハクスラ狩りゲーをありがとう」という気持ちに包まれたので、感想としてここに書く。

 

※上記の通り、狩りゲーを念頭に置いて書いてますが、筆者が最後にプレイした狩りゲーは『モンハンクロス』が最後なため、令和の状況は存じ上げません。悪しからず。

 

 

評価点

キャラの多さ

 狩りゲーにおいて、武器の多さは魅力の一つである。

近距離大型武器、手数系、遠距離砲台、状態異常型にバフ型…と、自分の好みに合った武器を模索する過程も、決めた武器で最大ダメージを追求していく流れも等しく楽しい。

そんな状況において、本作では22キャラも使えるようになっている。

多いぜぇ

 キャラの特徴は大きく違い、パワーファイターや手数戦士がいれば、遠距離狙撃屋も、デバッファーもいる。

なんなら、空中戦特化や不死身で殴り続ける人もいる。実質的に武器が22種類もある狩りゲーだなんて、楽しいに決まっているじゃないか!!

 

 各キャラは、弱攻撃 + 強攻撃アクションに加えて、8種類ある特殊アクションから4つを選んで戦いに臨むことができる。(もちろん外すこともできる。裸一貫だ。)

キャラごとにアビリティを選ぶ楽しさがあり、近距離に飽きたら遠距離…と変えていくことで、プレイに対する飽きが全く来ない。

22キャラ×8アビリティだけど、これ全部デバッグしたって正気か、サイゲ?

 

 おまけにキャラの属性も、ロリっ子・イケメン・お姉さま・ツダケンと多種多様。1人のお気に入りキャラを選んで、ひたすらに狩り続けるのも楽しかった。

 

共闘感

 選ばれた22キャラは、既に本家スマホゲームにおいて魅力的に描かれているキャラ達である。

そのため、オフラインで疑似4人パーティーを組んでいるだけでも、わちゃわちゃとキャラ同士の掛け合いがあり、1人だけどマルチで共闘しているような賑やかさがある

掛け合いの一例

 掛け合いの種類も多い。回復した時、奥義を打つとき、敵をダウンさせたとき、回避に成功した時…で、それぞれ声かけてくれる上に、それぞれのキャラの特徴が表れている。

 

原作未読勢への配慮

 リリンクをプレイした人の中には、12年も続いている本家グラブルの名前は聞いたことがあっても、実際にプレイしたことはないという人もいたかと思う。

かく言う私もそうで、スマホゲームはもういいかなぁ…と敬遠していたため、キャラの詳細についてほぼ知らない。カリオストロが、アルス・マグナで毎ターン回復して憎いことだけは知ってる。

 

 そんな原作未読勢のために、キャラエピソードの最初の3話はキャラが主人公たちの団に所属するまでの流れが語られる。後悔を抱えていたり、最強を求める旅だったり、夢をかなえるためだったり…という流れを知ることで、よりキャラに愛着を持つことができた。

イベント全部フルボイスだから、きっと原作勢も嬉しいね!

悔しそうなマギ姉ボイスよかったです

 キャラエピソードの中盤からは、今回の物語の舞台に来てからの交流が描かれる。各自戦闘パートが2回挟まるのだが、単騎ボス戦や、雑魚への無双のように、本編と一味違った戦いも楽しめるので、全員分を進めるのは全く苦では無かった*1

 

 キャラを多くした上で、キャラごとに満足できる出来で作ってくださったので、キャラゲーとしての満足度も高かった。

 

ストレスの少ない設計

ボス討伐はエリア1つのみ

 狩りゲーあるあるは、クエストが始まると拠点からスタートし、モンスターはどこかと探し回るところから始まると思う。

モンスターが弱ってくると、どこかに逃げるため、それを追って討伐完了…というのが、私の覚えている流れだ。

令和の狩りゲーはそんなことはしない。ボス討伐はエリア1つのみ! 同時討伐クエストなら、到着と同時に3体ドーンである!

いきなり現れるものだから、遊戯王でじゃんけん負けたかと思った。

 

 広大なマップ1つなため、モンスターがいないなんてこともない。

 3体が入り乱れて、乱戦でもみくちゃにされることはままあるが、それはそれで範囲攻撃が当たるのでOK。

移動なんてテンポロスはさせないという、強い意志を感じた。設計である。

 

 もちろん、メインストーリーではマップを探索する楽しさはある。ダリ砂漠の広大さに一度は打ち震えて欲しい。ミニマップが実装されて本当に助かった…。

 

NPCが優秀

 オフラインパーティープレイの悲しいところは、NPCの挙動で攻略の足を引っ張られることである。

このゲームではクエストのサブミッションとして「戦闘不能〇回以下でクリア」というのもあるため、NPCにポコポコ死んでもらっては困る…のだけど、これが超優秀なのである。

 

 まず、本作品のNPCは避ける避ける。敵の攻撃はほぼジャスト回避して、無敵時間を得るくらいはなんのその。高難易度だとプレイヤーが何度も床を舐めるため、その度に救助に来てくれる優しさまで持ち合わせている。先述のサブミッション失敗は、ほぼプレイヤーのせいである

攻略Wikiにも、「NPCの回避は優秀なので、慣れないうちは攻撃を控えめにして、NPCの回避タイミングを参考にしよう!」と書かれているくらいだ。優秀な仲間たちだなぁ…_(:3 」∠)_ < タスケテ

 

 「これなら、もはやプレイヤーはいらないんじゃ…」と疑問に思った人は正しい。なんとこの作品、狩りゲーでありながら放置周回が出来るのである

先述の通りマップが1つのため、プレイヤー本体は体力と防御力マシマシにして放置するだけで、あとは勝手にNPCが始末してくれる。

ソシャゲ設計じゃないかというくら素材は要求されるが、その時は放置して素材が集まるのを1~2時間待つだけ。ストレスが少ないし、アクションで遊びたいときは自分で狩りに行くことももちろんできる。

 

 放置に慣れすぎて、裏で動画を流そうとしたらグラボ*2が悲鳴を上げてPCごとフリーズしたこともあるくらい。またもPCが戦闘不能だった…。

 

セット登録

 お気に入りの防具を選んでセット登録。

 よくある機能だと思うし、狩りゲーなら用意してしかるべき最低標準だと認識されていると思う。もちろんリリンクでも、実装されていて日頃からお世話になっている。

しかし、このゲームの作りこみはそれだけにとどまらない。

装備とは別に、パーティーのセット登録ができる

ガチパーティは一旦保存して、放置用の編成に変更するか~なんて切り替えがマイセット登録できるのは結構ありがたい。「今日はこのパーティーで遊びたいな」みたいな楽しみ方をする人にはうってつけの機能だろう。細かい配慮が行き届いている。

 

 育成が落ち着いたら男性陣パーティなども作りたいと思っているため、ガンガン活用していきたいと思うところ。

 

細かい作りこみ

 パーティーのセット登録のように、便利機能がある本作だが、細かい作りこみを挙げれば、枚挙に暇がない。

  • 武器の見た目だけ変更ができる
  • 図鑑で、武器の3Dモデルを見ることができる
  • ストーリーでも、加入キャラごとにボイスが用意されている

などなど。

追加キャラなのに喋ったぁ!? と驚いてスクショした
こういうのって、主要メンバーが固定で喋るんじゃないんですか!?

 

 ソフトウェア開発を一応生業にしている身としては、こういう細かい部分を作りこむのは正直めんどくさい。「9割まで開発するまでの時間と、10割まで完成させる時間は大体同じ」なんて言葉もあるくらいだ。

その上、それが直接的な利益・ユーザー体験に大きく影響する部分でなければ、「いつか作りましょう」と言われて放置されがちなのである。

 

 しかし、このような細かい部分に気を遣って作りこんだ本作は、本当に称賛に価すると思っている。

 

 コメントで見ただけだが、街でNPCにじゃんけんのエモートをすると、ランダムに返してくれるなんて機能もあるらしい…。

そこまで作りこんでテストしたのか、サイゲ!?

「ちゃんとじゃんけんを返すな、ヨシ!」って確認したテスト担当者がいたってことかぁ!?

 

 

※以下はネタバレにあたる部分があります。

ストーリーについて

 「ストーリーがつまらない。」

 

 このゲームを買う時に、何度か見たレビューだ。私は、「そんなの知らねぇ! 出来の良いキャラゲーアクションがしたいんだ!」と買ったため、良くも悪くもストーリーには期待をしていなかった。

 

 「男の子が好きな展開」という言葉で、いったい何が思い浮かぶだろうか。

 

・囚われの美少女を救いに行く? 

・ロボットに騎乗しての戦闘?

・敵との共闘?

・巨大な敵との戦い?

・厳つい見た目で口が悪いが、仁義に厚いオヤジが助けに来る?

 

 上に挙げた全部がメインストーリーに入っている

 メインストーリーはクリアまで20時間ぐらいだというのに、上記が全部盛り込んであり、「そうそう、RPGはこういうのでいいんだよ!」という形になっている。

9回裏3アウトでも諦めなさそうなラスボスをくどく感じるかもしれないが、まぁその後の戦いも良かったので、良しとしよう。

マップ探索だけでなく、FF零式を彷彿させる船での戦いもあるため、私は常時ニッコリだった。

 

 丁寧に張られた伏線と、最後に回収するカタルシスを楽しみたい人には合わないかもしれないが。『バトルシップ』を見て、「ウオオオオオー、評価1万点!」と後半に盛り上がれる人なら、全く問題ないと思う。

ツンデレですわね
個人的に、武器を飛ばして使うキャラはとても好き

合わなかった人も大丈夫。あくまでメインストーリーは20時間くらいだ。

エンドコンテンツの戦いの方がよっぽど長いから、ストーリーを忘れて狩りゲーとして遊べることでしょう。

 

不満点

 ここまで褒めて、不満点などほとんどない。Ver1ではいくらか不便な点もあったようだが、1.3アップデート後である今は、その細かい不満もおおむね解消されている。

 

だが、強いて…強いて言うならの不満である。

 

ジーン合成

 どうせタイトルに戻ってテーブルの設定しなおしになるんだからさぁ!

 画面内で合成シミュレーションを繰り返す形でもいいじゃないですか!

 

 と思わなくもない。まぁ最終アプデで追加されたんだから、開発チームはほぼ解散してたのかなぁ。この機能のおかげで、不要な放置周回は大幅に減らせたため、この機能が追加されたこと自体にとても感謝している。

お守り周回はしたくないんじゃ…。

面倒な分、当たった時のドーパミンもたくさん分泌されたのですが…

 

宝箱の位置遠くない?

 タイトルの通り。微妙に遠くて、ビーチフラッグのミニゲームかな? と思うような距離。目の前じゃダメだったのかな。

 

敵の種類

 もうちょっと…増えてくれると…嬉しいなぁ…? なんて。

 最初がEasyミッションからスタートして、8段階ほどの難易度を駆け上っていくが、「またこいつかぁ…」という徒労感は少しある。

全体のクエストの数を鑑みてこのモンスター数になったんだなという予測もつくが、それでももう少し違う敵がいると嬉しい。

最終難易度でいきなり出てきたセスラカのデザインは好き

 

導線設計が上手くて止め時が見つからない

 これ12年続いている本家の知見で作っているでしょ?

 

 クエスト数の設定や、ストーリーの変化のさせ方などの調整がうまいんだよ!! メインストーリーやって終わろうと思っていたのに、気づけばエンドコンテンツの放置周回まで手を出そうとしている。

アクションゲーをしたいときって、「別に目標は無いが、あのキャラを動かしたいので遊ぶ」で起動することがある。バイクに乗りたくて旅に出るライダーのように。

だから、終わりなき目標を作ってくれているのが嬉しくて怖い。

 

 ゲーム作りが上手いなぁ! 以上!!

 

総評

 素晴らしい狩りゲーだった。

 メインストーリーもお約束の王道で楽しみ、キャラアクションを楽しみ、エンドコンテンツも楽しんでいる。

 

 あまりにも楽しかったので、新しいPS5のコントローラーを購入した。

 スマホやキーボードでもゲームができる時代だが、最初のゲーム体験がゲームキューブである身にとって、コントローラーを握りしめて剣と魔法の世界を旅するという体験はたまに戻りたくなる原体験なのである。

 

 令和の快適なシステムが、過ぎ去った平成の気持ちで遊べた良い時間だった。

 

 

 

 

 そんな今作品、7月に大型アップデートがされるらしい!!

NEWS | グランブルーファンタジー

 必殺と疾走を持ってそうなベアトリス参戦の上に、ローグライク系ソロモードも搭載されるのだとか…? ただでさえ沼が深いのに、ずっと出られないようなゲームに仕上がってしまうのではないだろうか…。

 

ベヒを放置で狩りながら、震えて待ちます。

「私もプレイアブル予定ですわよ」
「オンラインが私で埋まりますわね」

*1:簡単なリセマラ用クエとしてもお世話になりました。

*2:買ってそろそろ6年経つGTX 1660 SUPERである。そろそろ老朽化来てるかなぁ…。