3/2(月) 睡眠時間6時間
本屋で買い出しの後は、しばしサンマルクでお茶。近況報告と、たまに昔話。
「最初会った時の印象は最悪だったから、同期じゃなかったらたぶん仲良くなっていなかったねー。俺的には、初対面から印象が良くなったかなりレアケースなんだよ。*1」と言われた。
一番よく飲む大学の友人にも、昔同じことを言われた気がする。「初対面で隣になった瞬間、こいつとは仲良くしたくねぇと思った。」
一番仲良くなれる人に一番警戒される。何が悪いんだろうね。
時間が解決してくれない年代になったら、すごく苦労する予感がする。
やったこと
仕事
今日の仕事は、ひたすらに仕様書の作成。内部で揉んだ仕様書は完成してレビューしていただいたが、これを外向けに作り直すとなると、またちょっと書くべきことが違う。
昔だったらまた資料作成か~とげんなりするところだが、今の時代は生成AI君がいるので本当に楽。「この社内向け仕様書があるから、これに則った外部向け仕様書を作って」と言えば出してくれる。で、私はそれをじっくり読みこんで細かい修正を重ねていくだけ。温かみのある手動作成じゃないから確認時間は前より増えているけど、全体でみると楽にはなった…はず?
結局今日1日は、書き直したり、定例会議に出たり。「明日から休むので、あとはよろしくお願いします」という引継ぎをしていた。
半年前よりは仕事の渡し方がちょっと上手くなったので、あとは私が手放しでもうまく回る気がする。一応、「国内旅行になったので、時差は気にせずご連絡してください」と言っておいた。
着信あり
午後3時。定例会議に出ている途中で電話がかかってきた。 発信元はクラブツーリズム。嫌な予感しかしない。
電話の要件は、予測通り催行中止のお知らせ。トランプのイラン攻撃によって、私の8日間チュニジアツアーも吹き飛んだのである。
イランは知らんが、ドバイ空港は見逃してよね~~!!!
同僚諸氏には「母親との親孝行旅行なんですけどね~」とは言いつつも、久しぶりの海外に内心ワクワクしていた私。週末のニュースから予測はしていたとはいえ、やっぱり悲しい。
旅行会社起因のキャンセルのため、旅費は100%返ってくるとのこと。さて、明日から取得した5.5日の有休はどうするっかなぁ。
正直午後の仕事は手につかず、明日からどうしようかなと思案していた。関空発のツアーだったため、羽田 - 関空 間の飛行機チケットだけ握りしめている状態。
今日のお昼は「Leonさんがチュニジアへいけなかった場合、代わりにどこへ行くのがいいか」というテーマで、休憩室にて雑談。
「高知はいいぞぉ!」「ぐるっと九州一周はいかが?」「奈良で山籠もり」「出雲大社だ!」なんて魅力的な提案をいくつも受けて、新しい悩みが生まれてしまった。
午後にぼんやり考えた結果、関空へ飛んでから行ったことのない高知へ寄って、博多をゴールとする国内旅行のプランが浮かんできた。直接高知空港へ飛べばいいような気はするが、もとはと言えば羽田 - 関空の航空券を無駄にしたくないがための行動なので仕方ない。飛行機、電車、フェリーの欲張り旅行をしてみることにしよう。
楽しくなってきた。
来週月曜・火曜の有休予定は出社に変更。申請理由は、「ドバイの平和が吹き飛んだため」。
買い出し
旅行に必須のものと言えば…おしゃれな服でも大きなバッテリーでもなく、本だよね!
本さえあれば、移動時間はもう無敵。緑豊かな田園風景を走るワンマン運転電車と本。天気の良い清流のほとりで、土手に寝転がりながら読む本。旅のどこに行くとしても、本のお供は欠かせない!
というわけで、読書家の同期を誘って帰りは本屋へ。「最近読んだ本のおすすめは?」と聞きつつ、自分の好みの本もぽいぽいとカートに入れる。

「これ読んでほしいんだよね~」と共に魅力的なあらすじ説明を聞いていたら、あっという間に1万円分も買ってしまった。いい加減作るかと、hontoカードに仮ポイントもつけてもらった。
これで5日旅行分の本は揃ったのでヨシ!
旅行用リュックの重さが3倍くらいになった気がする…('ω')
僕には鳥の言葉が分かる
大阪のなんばの本屋で、「2025年ノンフィクション大賞」という大きな宣伝と共に並べられていたのが、『僕には鳥の言葉が分かる』という本。今日付き合ってくれた同期からも「面白いし、たぶん2時間くらいで読めるよ」と聞いていた。
この一週間くらいでちょこちょこと読み進めて読了。確かに、とても面白かった!
筆者は、鳥への好奇心がかろうじて人の皮をかぶっているような研究者さん。幼いころの自然観察からバードウォッチングへとハマり、そして鳥の研究者を志す。
あるとき、小鳥の混群*2が餌の位置、天敵の位置を相互に知らせているのを見たことをきっかけに、鳥のコミュニケーションについて調べ始めた、その旅路の過程を書いた本である。
まず、「研究者って、こういう人がなるんだよなぁ!」 ”好き”には本当に敵わないなぁ! と思わせてくれる。
鳥の行動を観察するために40個もの巣箱を手作りして観察したり、1日10時間以上観察してもへっちゃらだったり、数年間記録をまとめて新しい事実に気づいたり…。
「頑張る」ではたどり着けないような探求の記録は、そのハードさに反してコミカルに描かれていて面白い。ごはんだけで人間は4週間過ごせるらしい。「※この作品はフィクションです」という記述がないかちょっと探した。
前半は、シジュウカラを巡る微笑ましいエピソード。そして後半は、鳥も言葉を話しているのでは…? という仮説をきっかけに、あの手この手で証明を繰り返していく話。「ルー語」という、研究者からは結び付かないような言葉が出てきて笑ってしまうが、これがちゃんと研究の役に立つのだから、人生何が活きるか本当にわからんなぁ…。
今は、動物言語学という新しい学問の扉を開き、その解明に力を尽くされているらしい。そして、啓蒙活動のためにラジオ・テレビ出演に加え、本の執筆もその一環のよう。知的探求の世界が楽しいことを思い出させてくれる、良い本だった。
鳥になって自然に帰りたくなる。
ごはん
朝食:菓子パン
昼食:(外食)家系ラーメン
夕食:フライドポテト+ごはん
日記を書かなかった2月中に「ジャガイモの世界史」という本を読んだ。中公新書の本で、「世界を動かした貧者のパン」という副題の通り、現代史でいかにじゃがいもが人を救ってきたかという話が多く載っている。
インカ帝国を滅ぼしたスペインが本国へと持ち込んだ「本物の贈り物」であり、それからヨーロッパを巡り、アジア・アメリカへと渡って「地球を一周した食物」となった背景を読み、ただの野菜の一つであったじゃがいもに一気に親近感が湧いた。
そんなわけで、最近の自炊はじゃがいもにハマっている。
ここ2週間は薄く切って焼くだけだが、飽きてきたらもうちょっと凝った料理をするかもしれない。焼いて食べ応えがあり、蒸しても美味しい。世界に愛される芋の魅力を堪能している。