生存報告所

日記だよ!

3/7 ドバイの平和が吹き飛んだので別府へ

3/7(土) 睡眠時間5時間

あらすじ:チュニジア観光ツアーへ行くはずだったのだが、ドバイ空港の安全が吹き飛んで中止になったため、代わりに国内旅行をしているところ。(だった。3/29に提出)

行程:大阪 ~ 徳島 ~ 高知 ~ 八幡浜  ~ 別府(現在地)

やったこと

 時刻は朝5時半。船内はとっくに揺れが収まっているが、まだ明かりはついていない。

ここ、八幡浜 - 別府のフェリーは、通常3時間程度で結ばれているが、深夜便のみは朝5時過ぎまで追加で2時間の滞在ができる!

宿代が浮いた、ありがとう宇和島フェリー!

 

 外に出て、別府駅まで数㎞を散歩。海沿いらしく風は強いが、夜明け前の散歩タイムはいけない夜の時間を盗み見しているようで、寒さよりも楽しさが勝る。

対岸で光るは愛媛の夜明かり、見上げればほぼ満月の光。なぜか吠えたくなる。

温泉休憩

 別府と言えば「温泉」というイメージがあったが…その通り! 街のあちこちから温泉の湯気が立ち上るほど温泉の街!

大通り沿いから駅までも、源泉垂れ流しのごとく手湯が並んでいる。神社の手水まで温かい湯が出るのは、流石温泉の街。

他の街なら、消防車が絶望しそうな煙の数

 

 そんな場所の銭湯は…1回250円! 

 ロッカーの鍵すら存在せず歴史を感じさせるような建物で、あるのは熱い湯と温い湯の2つだけという男らしさ。朝6時から開いてる有難さに感謝しながら、冷えた体を温めなおす。

 

 上がった後は、別府駅のコーヒーショップで朝食を食べつつ、しばし日記書き。

 フェリー内の雑魚寝ではやっぱり眠りが足りなかったのか、しばし突っ伏して気を失う。

地獄めぐり

 腹ごしらえと日記書きが終わり、落ち着いたらもう10時。この後の行程を考えると、別府に滞在できるのは4時間程度しかない…。観光情報を求めて駅の構内を彷徨うと、「地獄めぐりツアー」という、この世に飽いたドM向けの文言が飛び込んできた。

そういえば、親戚から「別府にはワニが入る温泉がある」と聞いた覚えがあった。話のネタがてら行ってみるかと思い、丁度やってきた路線バスに飛び込んだ。

 

驚異のワンダーランド ザ・地獄

「地獄」と「ワンダーランド」という言葉が並ぶことある?

地獄で客引きしたら碌なところへ行けなさそうだね。

 

 土日の観光地らしく、どこもカップルやファミリー、訪日観光客が多め。1人分の7か所周遊券を買い、ささっと各地の地獄を巡っていく。

 

海地獄:後ろに傾斜のある山があり、立ち上る湯気から空気一杯刺激臭を吸うことができる。一番綺麗で、一番危険を感じた地獄だった。

鬼石坊主地獄:黙って見ていたら、道のヘドロと変わらない地獄。解説に感心した記憶があるけど、全く覚えていない。記憶より記録! なので、写真を撮っておけばよかった。

かまど地獄:ここの噴気でご飯を炊いていたため、こんな名前になったのだとか。ここで買った柚子胡椒醤油が美味しくて、この旅一番の自分用土産になったまである。

鬼山地獄:いや本当、ワニの大群で笑ってしまった。地獄での飼育は大正12年から始まっているのだとか。100年続いた飼育は想像つかんなぁ。

白池地獄:ワニだけにとどまらず熱帯魚まで飼ってしまった地獄。地獄よりも水族館が本編だった。

・移動:丁度いいバスが無かったので、3㎞の下り坂を走って駆け下りた。途中のトンネルでは、ここ数日ハマっている『放っておかないファイヴァーズ』を唄いながら通過。運転席を驚かせたらすまない。日頃運動不足だから、全力で走って移動するのはかなり爽快だった。

血の池地獄:もっとも広く真っ赤な地獄。最も写真映えはしそうだったが、私の1人旅では最も関係ない尺度である。早急に撤退。

龍巻地獄:特急の発車時刻を考えて、迫りくる締め切り時間にひやひやしながら、間欠泉の到来を待っていた。待つこと20分。見ること10秒。噴き出した瞬間を取るや否や、誰よりも早く現場を出てやってきたバスに飛び乗る。情報を食ってんなぁ。

 

 なんとか特急ソニックに乗ることができたので、向かうは小倉へ。

小倉

 1時間15分ほどの快適な読書タイム。旅時間なのだから、ぼーっと外でも見ておけばいいのだが、貧乏性だからこういう時にばかり本を読んでしまう。燃えよ剣の下巻が少し進んだ。

 

 昼過ぎの小倉駅。改札を抜けて駅の階段へと降りたった瞬間に「都会だ!!」と言ってしまった。

 駅目の前にデパートがあり、モノレールの線が伸びていて、見渡すと休日の外出を楽しむ若い人の姿が目立つ…。「そんなの関東のどこにでもあるじゃないか」と言われたらそうなのだが、日頃そういう場所に近寄らないため、別の場所で都会を象徴するような景色を見た時に感動するのかもしれない。
「モノレールがあるのは都会」という刷り込みが頭にある気がする。

 

 そして小倉駅から歩いて階段を降り、パチンコ店前を曲がって劇場へ。

 友人から聞いた、ストリップA級小倉劇場へと足を踏み入れてみる。

 財布の中に現金が無い。1マス戻る。

 

 気を取り直して入った空間は、小さなライブハウスのような空間。主演台から前方後円墳のごとき形の白いステージが伸びており、その周りを囲うようにソファーが配置されている。真ん中の円状の配置は回転するようだった。

 

 入った瞬間はちょうどチェキ会をしているところ。ステージの上手側にアイドルらしき人が1人で、そこへ1,000円札を握りしめた方々が10人以上並んでいる。これだけならアイドルチェキ会と変わらないが、一つだけ異様なのは、アイドルの人が服を全く着ていないこと。そういうこと?? と軽いカルチャーショック。

訳も分からないまま、近くの開いていた席へと荷物を下ろし、妙に静かな空間を見渡す。1公演1時間40分ということだけは知っていたが、いったい今がどのタイミングなのか分からない。

劇場内でスマホを出すことは禁止されているため、常備していたメモ用紙とボールペンを旅の中で初めて取り出す。持っててよかった!!

 

 1時間半後、1周を通して見た私は半ば放心状態だった。

 全体の流れとしては、全員登場OPの後に、5人が順番に公演とチェキ会を行い、最後にアトラクションゲームをしてまた最初に…ということらしい。

1人の講演は全5曲。最初は各々のテーマに合った服装を着て、3曲目から薄着…と変わっていく。

 

 運動は苦手でスポーツ観戦もほぼしない私が感じることはただ一つ、プロ意識のみ。

 チェキ会で「おなかのラインで出ちゃうから、お土産も少しずついただくね」と言っているように、体のラインが全て出るのだ。小細工なんてできない。

次に、体幹。通しで5曲連続踊り、最後の曲ではポーズを決めていく。最後にブレないためには、踊り通してなお静止できるだけのスタミナが必要となる。 

最後に演目。1日4公演ということは、同じ5曲を1日通すのかな…? と思っていたら、次の公演では、全員の服装がガラッとチェンジ。あれ、もしかして1回5曲×4公演で最大20曲の踊りを覚えて踊るってことぉ!? と1人で仰天していた。これを忘れないために日頃から動いて練習してるってことですよね…。すごいや。

 

 軽い気持ちで入ったけど、日常とは全く別の空間だった。

 悲しかったのは、家に帰っても聞きたい曲ばかりだったのに、ほぼタイトルが分からなかったこと。歌詞のフレーズはメモしておいたけど、半分くらいヒットせずだった…。娯楽の演目みたいに、「次はこの曲」というのが分かれば嬉しかったな*1

小糖こはくさんの『恋愛サーキュレーション』だけは知っている曲だったので、少しテンション高めで聞いていた気がする。

ののかさんの『響喜乱舞』は、金髪和ロック着物踊りがかっこよすぎた。なんなく扇子回しをされているように見えたけど、あれも大変だったでしょうに…。

 

 勘違いしていたが、入場料を払うと1日ずっと滞在できるらしい。が、このままだと残りの3公演を全部見て今日が終わってしまいそうだったため、1セットで抜けて駅へ。

博多の夜

 ソニックに乗って1時間弱で、夜の博多駅へ。長らく見ていなかった人・人・人だ! 

 

 自転車旅で博多へ来た時は、丁度台風に当たってしまっていたため、雨宿りのようにカプセルホテル内で2泊3日を過ごした覚えがある。

しかし、今回は観光が目的。駅から20分ほど歩き、名高い中州へと足を踏み入れる。

 

 真っ暗で静かなオフィスビル街から橋を一つ渡ると…大人のお店ばかりだぁ!

 ネオンが煌めいて派手なお店と対照的に、闇に溶け込むような黒のセットアップを来たお兄さんたちが両脇に並んでいる。

お兄さんたちは汚らしい観光客にも遠慮なく声をかけてくれるのだが、押しに弱い私としては話しかけられないのがベストな選択。「すみません、ただの散歩です~」と言い、鼻で笑われながら大人の街を観光した。

 屋台へ行こうとしたが、常に観光客で混んでいたため、真ん中のエリアで食事をとる。このまま帰るのももったいない、しかし大人のお店に行きたいわけじゃない…というモヤモヤを抱えて歩いていたら、人形小路で「おひとり様も歓迎!」の看板を立てたバーを発見。

口を動かしたりないソロ観光客にはぴったりだ。店内の扉を開けて、入ってみる。

オリジナル?の冷凍パインテキーラ

 1時間ほどは最初はマスターと常連さんのやり取りを見ながら、店内を観察。人見知りが激しいので、他の人が全員退店して一人になったタイミングで話しかけてみた。

歳は29とのことで私よりも3つ上程度なのだが、精神年齢は一回り違うんじゃないかと思うくらいに大人びて見えるマスター。「中州もサラリーマンの街なんですよ」「ロックと水割りで全然違うウイスキーもあるんですよね」などなど、様々なことを教えていただき、「へ~」とひたすら頷いていた。

 

 美味しかったのは『SAMAI』のソーダ割り。ウイスキーを割ってしまうなんて、味がもったいない! と思っていつもロックを注文していたが、SAMAIはソーダ割りになると非常に飲みやすく、私の固定観念もするりと流してくれるようだった。

 

 3時間程度いて、0時前に退店。

 今日の夜は自由に過ごしたかったので、ホテルも決めてなかった。快活クラブの個室でいいか…と入ろうとすると満員。席が足りなくて、オープンスペースの椅子で寝る人までいた。

そんなまさか、と思いながら近く*2の2店舗に電話をかけると、揃って「あと1人分だけですね…」とのこと。人のことは言えないが、宿無し民族が多すぎないか、博多!!!

 

 1時にして宿無し。困ったので、次はカラオケを選択。

 一縷の望みをかけて「まねきねこ」へいくと、5:00までのフリータイムで利用可能だった。電気と屋根と空調は確保できた。

5日間を共にしたリュックを枕にして寝る。長い1日だった。

 

ごはん

 朝食:ベーコンエッグパン

 昼食:鳥天

 夕食:中華そば

 夜食:バーにてお酒

 

 屋台が観光客で非常に混んでいたので、夜はホウテン食堂で中華そばをいただく。

 見た目の黒々しさとは逆に、食べやすい濃いめのラーメンで満足、満足。

 

*1:チェキ会で聞きに行けばよかったのかも。

*2:歩いて1時間。