生存報告所

日記だよ!

3/22 図書室お出かけ

3/22(日) 睡眠時間7時間

やったこと

 今日は何とは言わないが、人と会う日。そのためには、身だしなみを整えて、スーツで珈琲屋に行く必要がある。いざ、準備!

散髪

 朝に回収したクリーニング後スーツを着て次にすることは、散髪

 今日の予定の中で唯一憂鬱だったのが、美容室の予約である。いつもの散髪ならQBハウスの1,400円でいいのに、美容室だとメンズカットだけでも4、5千円が吹き飛び、このうえ眉カット・ジェルの固めにお金がかかる。世の中のおしゃれは、少なくない量の身銭を投資することによって成り立っているようなのだ。敬礼。

 

 金がかかる上に予約もしないとな~とウダウダ考えていたが、ふと「理髪店でもいいのか」という考えに至る。

美容室との違いを調べてみると、

  • 美容室:主にファッション性やトレンドを重視するか。
  • 理髪店:カミソリを使った顔剃り(シェービング)ができるか。

ということらしい。昔に行った理髪店に電話をかけてみると、「眉カットしてますよ~」という軽い返事。

私が欲しいのは清潔感のみ。なら予約不要で安い理髪店がいいな! と決断したところまでが、昨日の話。

 

 渋谷駅で降りて、ストリームのあるC出口のエスカレーターを上り、Barberサンクス渋谷店へと向かう。

 

 日曜の昼は暖かくて過ごしやすいのか、店内は混雑め。流れているラジオからは、朝井リョウ先生が演奏家さんと対談している声が聞こえてくる。

「僕自身は行動力が無い人間だと思っていて、さらにコロナによって家の中で何でもできる時代がやってきてしまった。だから『イン・ザ・メガチャーチ』では、人を外に出す仕組みとして”ファンダム”に着目して描いたんですよね。」

まだ30代だとは聞いていたが、想像していたよりも若い声。あぁ、この作品もコロナが影響しているのかと、感心して聞く。

演奏家「すごく”推し活”への解像度が高い作品だと思ったんですけど、お知り合いでもいたのでしょうか?*1

先生「いえ、今回はこれといった取材はしていないんですよね。生きているうちに入ってきた情報で書いてます。」

どういうことやねん。この人は、主食の添え物として青い鳥を飲み込んでいるに違いない。

1時間ほど待って、私の順番が回ってきた。

 

 プロフィールに使った写真を見せて、「カットはこれと同じで!」と依頼する。「眉カットもありで」「ジェルもありで」と全オプションをセット。会計が怖いが、美容室よりは安いだろうと腹をくくる。

無言でデッサン人形のように30分過ごし、覚悟した会計の結果は2千円台。「オプション注文が多くて回転率悪い客がこれでいいんですか!?」と思わず聞いてしまった。そりゃ混むわけだわ。

 

 お礼を言って、しっかりとした足取りで退店する。

 冬毛を脱ぎ去ったように髪が軽い。ここ2か月の中で私が一番カッコいい日。今日も頑張るぞい。

お話

 新宿西口の珈琲店でお話。「新宿にはよく来られるんですか?」からぬるっと趣味の話でスタート。「楽しく話せたな、ヨシ!」とはならなかったかな…。

 

 最終的に仲良くなれる人ほど「初対面でこいつとは仲良くできねぇと思った」と言われがちな私。その原因の一つは、初対面時の会話は緊張して適当に話してしまう点にあるんだろうなぁ…なんて思いながら退店。

そういえばお世話になった人事の方にも「最初のLeonくんは、借りてきた猫のように静かだったね」と言われたっけ。

 

普段の会話は話し上手な友人達に甘えがちだけど、1対1の場では話し上手にもなる必要があるんだろうなぁ。どこで練習するんだい?

 

~の図書室

 珍しく清潔感のある日だし、このまま帰るのはもったいない。

 そんなことを考えて、スリーピーススーツ + 革靴でいろいろと散歩。イエサブに行ったり、ブックオフに行ったり、まんだらけに行ったり。今日の社会性が必要な場は終わったので、趣味のフルコースである。

 

 そういえば、「読書好きの人と出会えたら、ここに行ってみなよ!」と紹介していただいたカフェが渋谷にあったような…。人波にもまれながらハチ公出口を出て、センター街へと足を向けてみた。

 

 賑やかなセンター街に潜むビルの8階。看板もなければスタッフ専用口かと通り過ぎてしまう場所に、「~の図書室」はあった。

「森」じゃないよ、「本本本」だよ

 意を決して入ってみると、20人程度が入る会議室のスペースの壁一面が本で埋まっている。まるで異世界の書斎に入ったか、私の夢の秘密基地が出てきたかのようだ。

 

 笑顔爽やかな男性店員さんに案内されて、中のテーブルへと腰かける。40席ほどの店内は、カップルや男性個人客、女性2人組でほぼ埋まっていた。

各々が好きな本を読み、その感想を共有し合う声で溢れる素敵な空間。見渡せば、もたれ合って本を読むカップル、本を隅に寄せてドリームランドへと旅する人がいる。そんなお店に入り、私は本も読まずにこの贅沢な時間をただ見回していた。

 

店内入り口
右はお客さんが貼っていくらしい掲示板

 本好きが集まる空間らしく、店内ではおすすめ本を紹介する掲示板があったり、「私の好きな小説10選」を集めたバインダーがあったり。覗いていると、家にある積読の山をしばし忘れて、さらに積んでしまいそうになってしまう。

 大小の小説が並ぶ本棚を見ていると、本の五線譜が「私を読んで」と奏でているように聞こえてくる。多すぎて選びきれない。『岡書房』の御主人*2は「本は劇薬だ」なんて言っていたけれども、ここは私にとって劇薬塗れだよ~!

 

 店内を1周見た中で手に取ったのは、GOATという文芸誌。ふと開いたページが朝井リョウ対談だったので、そのままテーブルへ持ち込んで読むことにした。

今日は先生とよく会うなぁ。

ちなみにドリンクは飲み放題である。
ちょっとお高めなフリーアルコールプランもあり。

「私は、人間の大きな喜びとして”歴史を共有している”というものがあると思っているんです。」P386 上段L11

「よく聞いてください。まず、人間の反応には点と線があります。(中略)あなたの努力にファンは時間差で反応しています。」P389 中段L9

 この先生は本当に現代オタクの”推し活”に対する言語化が上手い。

 ただ教えたがりなだけでもなく、聞き上手らしい引き際の見極めで軽妙な冗談を言えるのだから、もはや唸るしかない。これがコミュニケーション力か…。

 

 図書室の雰囲気を長く味わっていたかったが、そろそろ着なれないジャケットの重みで肩が沈んでしまいそうだった。

というわけで、今日は1時間で切り上げて帰宅。また、世をうぢ山に籠りたいときにでも来たい魅力的な場所だ。

 

今日のお供として胸ポケットに『百年の孤独』を入れていたが、重すぎたな…。

 

サタスペルルブを読んでた

 「歴史を共有していることが喜び」という朝井リョウ先生の言葉で、TRPG合宿のアイデアが一つ思いついた。その準備のために早くサタスペの布教をせねばということで、久しぶりにルルブを開いてルールの把握。どのシナリオを回そうかと、楽しく吟味する。

 

 シナリオ順序を考える中で一つ困ったのが、敵の配置について。

 ルルブやサプリに記載されたシナリオの多くは、「作りたてか、冒険を1回したキャラが対象です」と書かれている。作り手も意図的なのか、「敵が弱すぎると感じたときは」という題で、強くする方法をまとめたコラムが付随していた。

この配慮はとても有難い。無いより素敵なのだが、出来ればマップ×敵データの配置例がいくつかは欲しかった…!

 

 今回のTRPG合宿ではサタスペキャンペーンをしようと考えている以上、キャラの成長を見てテストで戦わせるという準備ができない。ならばキャンペーンシナリオを買うかと検索したが、ネットには流通していなさそう。

当方、初心者DD。早くも手が無くなった! と頭を抱えているのが現在。

伝説の動画リプレイである『カオ(゚∀゚)スペ』シリーズを見て、参考にさせていただこうかなぁ。

 

 「敵が強すぎ/弱すぎても、セッションが楽しければいいじゃん」という話ではあるが、適切な配置で盛り上げたい現代っ子は、正解を求めて縋ってしまうのである。

う~ん、悩ましい。

 

ごはん

 朝食:食べず

 昼食:(外食)はなまるうどん

 夕食:レトルトハヤシライス

 

最近新宿に来た時は、これ幸いとばかりに『はなまるうどん』へ行っている気がする。

「おろしぶっかけうどん」の大根おろしがかすむほどにネギと天かすを載せて、ついでに好きなかきあげも買ってしまう。ただのかけうどんで良かったかも。

大満足、ご馳走様でした!

*1:この質問部分はかなりあやふやな記憶のため、ほぼ想像で補完している。間違えていたら申し訳ない。

*2:『本なら売るほど(1)』の6話を参照。