「新卒の日報に『暇だったら課題をあげるので話しかけてください』ってコメントしてあげたんだって? ひどいことするな~」と同僚に言われ、かなり衝撃だった。
東京に出たてで、会社でも知り合いの少ない新卒シーズン。「プログラミングの勉強方法教えてください!」と言うくらいだし、開発課題でもあげてみるかな~ という気持ちで毎年書いていたのだけど、もしかしたら相手を怯えさせる言葉だったのかもしれない。
優しさの尺度ってわからんなぁ。
4/16(木)
仕事
今日の仕事は、引き続きGCPとの格闘。適切に権限を設定したはずなのに、まだPub/SubからGKEへと接続ができない。GKEからの送信は出来ているし、ほぼ問題ないはずだよな~~ と思いながら公式ドキュメント等を調べ、時間が過ぎる。
困ったなぁという内容をSlackに呟いていたところで天啓が下る。Webサーバーの認証を忘れてた!!
GCPサービス間で通じる権限設定はしたのだが、Webサーバーなど、GCPと関係ない点での認証にはもちろん影響しない。
クラウドをシステムに組み込む時は、各コンポーネントを一気通貫で考えられるようになろう!
難しいけどね(´・ω・`)
というコメントを偉い人にもらい、「そうですよね~!」と家で深く頷いていた。
いっそのこと認証をクラウドに全部委ねるような仕組みになっていれば楽なのだが、徐々に移行作業中の現在はそうもいかない。
現場の全部は知らない生成AIに聞いても解決しづらい問題だったから、大人しくアーキテクチャ図を紙に書き出して便秘点を考えた方が、解決早かったかもなぁ。
謎だったGKEとPub/Sub同士のアクセスが何とか完了。冷や汗を流していたけど、これでなんとか次の検証へと進めそうである。ほっとした。
今日の定時後は読書。
『人生は良ゲー。』
月間100万~200万PVのブログで有名な、「ゲムぼく。」氏による著作。
扱うテーマのせいで、往来では「ブログのファンなんだよね~」と言いづらいのだが、ギルティギア記事が出るようになった辺りから私も読み始め、今では19:00に更新される記事を読むことが、毎日のルーティンワークに組み込まれている。
隠れキリシタンのような気持ちである。
そんなブログを書く氏が、とうとう書籍を出版することになったのだ。
本書の内容は、氏が10年ブログを続けることで身につけたという「人生をおもしろがる力」「誰かにつたえたくなる日々を手に入れる力」のメソッドを伝えるもの。
- 不思議に思ったことを調べる研究能力の高さ
- 分析の結果や内面を言語化する能力の高さ
- そしてそれらをユーモモラスな語り口で包みながら伝える表現力
はブログで存分に活かされているが、そのための方法論が読みやすく書かれている。
日々おもしろく生きるために、見つける/深める/形にする/楽しむの4段階を踏んでいるとのこと。どの方法論も面白かったのだが、真面目に要素をリストアップしていくと引用の範囲を超えてしまうんじゃないかと不安になったため、感想を一部だけ。
結婚相談所へ入ったことを「ネタ作りのため」だと疑われたことのある私も、日々面白いことは探して生きるようにしている。だから、「分かる! この行動大事だよね~」と感じる内容もあれば、「そんな方法があるのか」と納得する部分もあり、半分同感で半分学びになっているから読みやすい。
全部が学びになるようなテクニック集は実践のハードルが高くなってしまうため、読みやすく実践しやすい本書は、とても私に合っていた。
特に印象に残った内容は、「5分を邪魔する言い訳を排除せよ」と「やってみたけど微妙だった失敗談」
前者は、時間の捻出のために5分も有効活用しているけど、やらない言い訳をしたくなるのを徹底的に排除しているらしい。
「スマホの電池がもったいない」なら、モバイルバッテリーを準備し、「通信料が残り少ない」なら、契約プランをひとつ上にし、「とりあえず5分」を邪魔するのが何も無いようにしているのだとか。「日記を書くか~」と思ってもすぐに別のことに流れてしまう身だから、
ちょっとのやる気はちょっとの邪魔で失われる
P285 コラムL9
は、いい言葉だと思った。
後者は、成功談よりも参考になる失敗談。
数多のことに取り組んでみている氏だから当然、「やってみたけど失敗だった」という話はあるだろう。しかしネガティブな話を書くことの重みを知っている人だからこそ、ネタにならない失敗談がブログではあまり出てこない。これが読めただけでも本書の価値はあると思う。
いくつもの失敗談で特に納得したのが、「他人から勧められたから」という理由でゲームを遊ぶ話。
「プレゼントされたから」「おすすめされたから」だけゲームを遊んだときは、あんまりおもしろくなかったとのこと。「自分でも面白そうだと思ったから」で始めるならよい。
あくまで決定の自由と責任が自分にあることを忘れてはならない
P323 L3
というのは、似たような経験がある身として、金言となる言語化だった。
でも、おすすめされたときには感謝の気持ちも忘れないようにしたい。
おもしろさを「見つける」章でも書かれていたが、「感謝」と「お返し」があるだけでも、薦めようという気持ちがまったく違う。薦める側もエネルギーを使っているのだ。
逆に、感謝が示されなかったことで人に勧めることをやめたオタクな友人を何人か見ているから、決定の自由と感謝の気持ちは両方忘れないようにしたいと思う。
期待に応え、さらに超えていく。
ブログの芸風がちゃんと詰め込まれた、エッセイのようなビジネス本だった。これならブログよりも人に薦めやすいかもしれない。
…そうかなぁ?
ごはん
朝食:フルグラ
昼食:(中食)チキン南蛮弁当
夕食:うどん
4/17(金)
仕事
今日の仕事は、昨日で判明した部分の修正と確認などなど。
さぁデプロイして確認だ! なのだが、Ubuntuサーバーが全然応答しない。デプロイも上手くいかず、分かっているのに検証できないという、悶々とした時間を過ごした。

しょうがないので、来週のやることリストを確認したり、目標設定のネタ出しを進めたりと、ローカル環境内で出来ることを粛々と進めていく。
定時後あたりから安定し始めたことで、検証開始。昼はほぼ本業をしていなかったようなものなので、延長戦であろうとあまり気にならない。
気づけば社内は2人だけになっていた。
飲み会 - 管理職について
「今日は頑張ってますねー、ちょっと飲んで帰ります?」と声をかけていただき、残った2人で立ち飲みを開始。
3月は送別会が多かったため誰かの思い出話が多かったのだが、それらの動きも落ち着いた4月は、会社の方針や働き方についての話題が中心だった。
そのうちの一つで面白かったのは、「サラリーマンは”責任”ではなく、”責任感”で働くんだよね」という話。
「『責任とれる気がしないので、管理職になりたくないです。』という人がいるけど、サラリーマンが出来る”責任”って、せいぜい年収を減らすことぐらいなんだよね。」
曰く、数字に責任を取るというのは、例えば6,000万売上を落としたときに全部補填すること。たとえそれができなかったとしても、責任者が6,000万の借金を追うわけではない。「次は頑張ります」か、せいぜい上がったことで増えた年収が少し減る程度。これでは”責任を取る”とは言えないだろうとのこと。
「だから、サラリーマンとして偉くなっても”責任”はない。せいぜい”責任感”は必要とされるぐらいだから、上の人はそれを丁寧に伝えればいいんじゃないかなぁ」と話していた。
「あと、日本では準備ができて上に行けると思われた人が昇進する仕組みになっている。」「試しに昇進させて、ダメだったら落とすというのは歓迎されない文化だから、昇進を打診されたらやってみるといいんじゃないかな。給料は増えるし。」
「でも”責任”はない分、上振れも無い。それが嫌ならば個人事業主とかするんだよ。」
という話だった。
以前から”責任と給料の相関関係”について教えてもらっている私としては、あまり管理職に対する抵抗感は無いのだが、”責任”と”責任感”にはなるほどなぁ~と頷く点もありで、面白かった。
もう一つ興味深かったのは、「階層を揃えて話を通すようにする」という組織力学の話。
私は、「これはおかしい話だよなぁ」と思ったときには偉かろうが真っ直ぐに伝えに行ってしまう*1のだが、「そういうのは上の人に投げて、上同士で話をしてもらうんだよ。平社員が社長に逐一文句を言いに行くことはないだろ?」
「それで、直接話しに行ってこい という指示が出るなら、それに従えばいい。偉い人がさらに偉くなるための訓練も兼ねているんだから、まずは上に指示を仰げ。」と言われる。
なるほど、それも一理ある。
上の人は時間当たりの金銭コストが高いユニットだから、安い私が直接話を付けに言った方が効率的だろうと考えていたが、そういう話ではないらしい。「一番の下っ端がうるさいな。お前のとこの上司を通してこい」と言われないだけ優しい組織だったんだなあ。

ハコヅメ5巻、38話『涙は女の手榴弾』
適当で緩い、どこか歪んだ中小企業しか知らない私にとって、大企業の論理、数多の会社では当たり前の論理というのは知らないことが多い。
座学で聞かない話を学べた夜で楽しかった。
ごはん
朝食:菓子パン
昼食:(外食)武蔵野うどん
夕食:(外食)たこ焼き
*1:最近だと、「会社のイベントで偉い人のスライドがいつもダサいです。生成AIを使うかして、今風に変えてください」という意見書を、もう少し丁寧な言い回しで出した。