5/6(水) 睡眠時間9時間
やったこと
寝すぎた。明るすぎる外の景色と生暖かい風で時刻を理解し、幸先の悪い1日の始まりかたに軽いめまいを覚えたが、結果的にはよい1日だった。
YouTube
こいつがいけねぇ。
起きたはいいものの居心地のいい布団を出るつもりはなく、さりとてもう一度寝る気もなく。手元にあるのは、充電されて元気いっぱいのスマートフォン1台のみである。
寝起き代わりにYoutubeで音楽を聞こうとしたら、そのままアルゴリズムの手に意識を絡めとられてしまった。
魔改造されたアンパンマン号が疾走する動画を見たり、万博コースで行われた改造ミニ四駆大会の動画を見たり、月曜日の女動画を見たり、ハングライダーで180㎞飛んだ人の動画を見たり…。世の中には様々なことに熱中する人がいるものである。
何もしないよりは楽しい程度の時間を過ごさせてもらったのだが、見ていても布団の中にいる私の人生は一切進まない。
「腹が減った」と声に出して自分を叱咤し、何とか立ち上がる。視聴時間は1時間半。これだけあったら映画が1本見られたのに…(´・ω・`)
早くスマホ利用を戒める常駐アプリを作らなければ。
カードランカーの準備
昼を食べて、何とか有意義に過ごしたい午後。友人達がDiscordでたむろしていたので、進めたかった作業タスクを用意して参加する。『仁王3』や『まじかる☆プリンセス』で遊ぶ友人達と喋りながら、カードランカーのルルブに書かれた内容を見て次のセッション準備に取り掛かった。

いつもはサタスペや神我狩などの認知度が高いタイトルで遊んでいたため、ユドナリウム用素材を上げてくださる方も多く、有償無償問わずありがたく使わせていただいた。
しかし少しニッチ? なタイトルである本作では、自分で全部の素材を準備する必要がある。何から取り掛かればいいのだろうかとルルブをめくり、必要なものを書き出してNPCデータなど一つずつ素材を作っていった。おおよそ公開できるレベルではないので、私用のデータである。
プログラミングのライブラリ作成と同様に、「再利用可能な形に作る」というのはただ作るのに比べて数倍のハードルがあるのである。世の制作者には感謝である。
友人達が始めやすいように他システムとの差異などもまとめたので、セッション準備はおおよそ大丈夫だろう。新しいTRPGシステムを始める時に苦労することの一つは世界観の共有なのだが、これは「だいたい遊戯王だよ!」と言えば伝わるところがいい。世のホビーアニメ制作者様に感謝である。
HHKB静音化
作って喋って夜ご飯を食べると、陽も沈んでしまった。タスクリストを見つめ、GWにやり残したことを考える。長らく私の心に残っていたタスク、「HHKBの静音化」が目に入ってきた。
HHKBのフラッグシップモデルであり、元から静音性能の高いHHKBのType-Sシリーズを買ってはいるのだが、キーを叩いた時にプラスチックらしい「チャキチャキ」という音が鳴ることに少しだけ煩わしく感じていた。それでも打鍵感と過不足の無い60%キーボードの配置に満足して使っていたのが、この三年間だ。
しかし先日、後輩とキーボード談義をしていた時である。「先輩のってHHKBなんですか? でもそのプラスチックらしい音は、俺苦手なんですよね~」と後輩からも指摘を受けてしまった。「ちょっと待て、こいつの限界はこんなところじゃねぇ」と言い放ちたかったのだが、現状では笑顔の仮面をかぶるしかない。GWでなんとかしてやろうと、言葉を腹に飲み込んでいた。
というわけで、やるぞ、静音化だ!
※ここからの改造は自己責任です。特に、「剥がすな」というシールをはがした場合には、メーカー保証の対象外になりますのでご注意ください。あなたの神と推しに「何があっても私の責任です」と宣誓してから実行してください。

まず世間の改造事例をいくつか拝見すると、キートップを剥がしたところで、ルブを施す*1,例が多そうに見える。しかし、聞く効果は限定的であり、「打鍵がなめらかになったよ!」という声は見るのだが、「チャキチャキ感が減ったよ!」という声はあまり見ない。
対処法に悩みながらも見ていたら、以下の2つの記事を見つける。
どちらもHHKBを分解し、キーボード内部にグリスをさしている改造だった。そして読む限り、プラスチックの音を減らしたいという私の希望も満たしていそうに見える。これならやるしかねぇ!
同じようなことを考えて2年前に買った呉工業さんのシリコンスプレーを初めて開封する時。ずっとインテリアだったけど、使われる時が来て本当によかったなぁ…*2。
スプレータイプなので、紙コップにでも吹いて筆で塗っていく。乾燥しやすいため、作業直前に少しずつ使おう。

まずはキートップを全部外す。1、2か月前に掃除したばかりだから綺麗…だと思っていたがそんなことはなかった。キーボードは定期的に掃除しましょう。

次は、裏側から3箇所のネジを外していく。「DO NOT REMOVE(剥がすな)」と書かれた銀のテープも剥がし、メーカーの公式サポート対象外製品へと闇落ちさせる。
すまんな、お前は中古品だからもとより対象外みたいなものなんだ。

ネジを外した知られざる秘境の内部は以上の様子。基板のサンドを、へその緒のように青い導線が繋いでいる。今回私の用があるのは、18個のネジで留められた下側の基板。
これも均等に緩めながら外していき、キーの暗黒面を御開帳である。

ネジは失くすと大変なので、何かの箱に入れておきましょう(まだ無敗)
裏に入っているのは、キー軸の裏側とキーの押下圧を決めるラバードーム、軸受け、バネのようである。失くさないように気を付けつつ各パーツを外し、軸受けが見えるようにした。

グリスを付けるべきは、赤色枠で囲まれているように黒い軸と軸受けのレールとなる部分である。ここの摩擦時にプラスチックの接触の音が鳴るようなので、この部分を60か所分、筆で塗っていく。めげない。丁寧に。
無事に塗り終えたら、開く時と逆の手順で組み立てなおす。一応打鍵に問題が無いかテストをして…プラスチックの接触音がかなり抑えられていることに感動した!!
メーカーの保証対象外になるというマイナスはあったが、それを補って余りある静音性能で、とても満足している。どうにかしてこの感動を伝えたかったので、動画にしておいた*3。
作業全体は、全体で1時間半~2時間ほど。
もう一つ会社用のHHKBもあるので、また友人達がゲームをしているときにでも入って作業したいな~。
先述のお二方のNoteは大変参考になったため、この場でお礼を申し上げたい。
百年の孤独
長年気になっていたタスクが一つ達成して満足なので、もう一つ達成したい。次は3月から少しずつ読んでいた『百年の孤独』に取り組もう。あと200ページを一気に読み上げる。
物語は末代に近づいてきたレネータ・レメディオスの恋物語から。車整備士の青年との恋に落ちるが、厳格な母フェルナンダの理解はなかなか得られず…。
そして最後に、『百年の孤独』というタイトルの理由まで明かされて物語は終了。
全600ページを読んだ感想としては…確かに面白かった!
100年、6世代にも及ぶ一家の日記だと考えると、その長さと、長いからこそ描ける違いは確かに楽しめる! 映像にしたらとてつもなく長くなるであろう作品であり、本ならではの味わいがある。
ある…のだが、滅茶苦茶絶賛されるほどなのか? という気持ちも同居する。
訳者と解説ではこの小説の人気の特徴には、古典的で伝統的な小説形式と、非現実的と現実が同居したような「マジック・リアリズム」にあると書かれている。それらは珍しくて、一周回って新しかったのかもしれないけど、それが面白さに繋がっていたのかは私には判断ができない。
たぶんだけど、私がこの長い本をなんとか読み終えたのは、日記のように彼らから一歩離れた視点から描かれていたからだろうし、大きな面白さを感じ取れなかったのは、日記に書かれている以上のことは読み取れない、私の感性のせいだろう。
しかし、昨今の「日記ブーム」を見越して新潮社様がこれを文庫版として発刊したのであれば、慧眼としか言いようがない。インターネットが始まってまだ50~60年程度。100年分の日記をWeb上に書き続けた人はまだいない。早くて40年後、「この本みたいな日記は、たくさんあるよね」と言われる世になっているのかは楽しみである。
さて、4月からの積読をようやく読み終えたので、次の本に手を付けたい。
棚に立っているのは『ナボコフの文学講義』か『利己的な遺伝子』…重いなぁ。
ごはん
朝食:寝てた
昼食:冷凍餃子
夕食:ヤサイマシマシカップ麺